宝くじの確率をわかりやすくするものに、身近な確率と比較するという考え方があります。
少し過激な例えとなりますが、宝くじの1等を的中させる確率は、交通事故で死ぬ確率の約300分の1と言われています。
交通事故に遭うだけでは駄目で、死んでしまう確率と一緒。
警視庁ホームページを見ると、平成29年度で交通事故年間死者数は約3,694人です。一方総務省統計局ホームページを見ると、日本の人口は1億2675万人ほど。
年間の交通事故死者数を日本の人口で割ると、約0.002914%になります。これが1回死亡する確率。
一方の宝くじ1等が当たる確率は、0.00001%ですので約300倍も交通事故で年間に死亡する確率の方が高いということになります。
ほかの身近なところでは、誰もが一度は使ったことがあるサイコロです。確率によく出てくるサイコロを使って考えてみましょう。
サイコロを1回振って、1の目がでる確率は1/6=16.7%です。2回連続で1の目がでる確率はというと、1/6の二乗になります。
これを繰り返し、宝くじ1等が当たる確率と同程度まで計算すると、なんと連続9回で1の目がでる確率と一緒になります。
いずれにせよ気の遠くなるような確率ですね。
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