宝くじを殺人の確率と比較するという話もありますが、これは本当に起こった殺人事件。2005年のこと。2億円の宝くじに当選した、岩手県一関市在住の女性が行方不明になった事件。
女性は1人暮らしで、2004年の夏にあった「サマージャンボ宝くじ」で当選。2億円を換金した後、行方不明になり親族が捜索願を出していました。
県警は男性の熊谷容疑者を殺人容疑で逮捕、その話から女性の遺体を岩手県の陸前高田市内で発見しています。
調べによると当選金の2億円はすでに換金、しかし女性の口座には大金の入金などの記録はありませんでした。
熊谷容疑者を除くと、家族も含めて女性の周りには、宝くじ当選を知っていた関係者がいません。
捜査本部によると、女性は換金した2億円のうち、1000万円は新しく作った口座に入れています。残る1億9000万円は段ボールに詰め込み、銀行から自宅に持ち帰っています。これは持ち帰ること自体が不自然。
熊谷容疑者が女性に指示した可能性が高くなっています。女性と熊谷容疑者とは数年前から深い仲で、断り切れなかったのかも知れません。
こうなってくると、宝くじで1等を当てる確率が高いか、殺人に合う確率が高いかよくわかりません。
女性は両方当たってしまったのですね。
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